











以前の住宅ローンは、融資額の上限が購入価格の80%までと設定されているのが一般的でした。これに住宅を購入する際の諸経費(一般的には購入価格の2%〜10%程度)を合わせて、購入価格の2割〜3割程度を頭金として用意しておく必要があると言われていました。
しかしながら、最近の住宅ローンは、諸経費まで含めて全額借り入れが可能なものもあります。ローンの審査をクリアできれば頭金なしでも住宅を購入することが可能となってきています。
ただ、最初に少しでも多く頭金を準備し、借入額を少なくすることで、毎月の返済額軽減、返済期間の短縮、さらには諸経費(保証料、抵当権設定費用、印紙代等)の節減等、様々なメリットが出てきます。
では、手持ちの預金を全て住宅購入の頭金に回せばいいかというと、そういう訳にもいきません。急な出費への備えに加え、将来の子供の教育費や車の買い替えなど生活していくうえで必要な資金は計画的に準備しておく必要があるからです。
そこで、これから住宅購入を検討していく方におススメする方法は、とりあえず頭金を貯めることです。前述のように、頭金を用意することで様々なメリットが出てくるからです。
今すぐに購入しようと思っている方はどうすればよいかというと、この先数年を見通して「これくらいあれば、何かあっても大丈夫だろう」という金額を手元に残し、それ以外を頭金に充ててもよいかと思います。
また、今の時点ではよくわからないという方は、預金を多めに残しておいた方がよいでしょう。そして住宅購入後、実際に生活し、家計の収支が安定したところで、もう一度貯蓄の見直しをしてみてください。その時点で、「これは当分使う予定がないお金なので、住宅の返済に回してもよさそう」と、思える金額が出てくれば、それを繰り上げ返済に充て、住宅ローンの見直しを行ってみてはいかがでしょうか。
もし、頭金の用意がなく、将来の子供の教育費や車の買い替え等の出費にとても不安があるという方は、計画を見直した方がよいと言えるでしょう。
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