| 後藤 |
 |
◎福岡は東京からすると少し遅れているのですが…最近よく耳にするのが「コーポラティブハウス」や「デザイナーズマンション」など。コーポラティブハウスは、建て売り方式のマンションに対して、「自分たちで造るマンション」という位置づけになるでしょうか。
|
| 勝野 |
◎オーダーメイドの集合住宅と考えてください。ある程度、趣味やライフスタイルの合った人
たちが集まり、まず組合をつくり、それから土地を選び、どんなマンションを建てるのか、全体の色、マンションの名前、どの階のどこに住むかも相談の上で決めることになります。
|
| 後藤 |
◎もちろんまったく知らない人たちが集まることもありますが、コーディネーターが必ずついて運営の仕方、組合の結成の仕方、企画などをサポートすることになっています。
|
| 勝野 |
◎知らない人同士だと進行が難しく、結構やらなければならないことも多いので、途中で断念する方もいるようですね。
|
| 後藤 |
◎福岡では西新でプランが進行中です。実際にリプラ西新町にも数件問い合わせがあり、私は今、実際にそのお客様方のプランニングのお手伝いもやっています。
|
| 勝野 |
◎大きい規模は本当に大変ですが、たとえば高齢者住宅として数人が一緒に住む例もあるので、福岡の地域性から言っても5〜6世帯で一緒に住んでみようという方向ならば、いい結果が出るかもしれませんね。
|
| 後藤 |
◎「デザイナーズマンション」もよく聞きませんか?これは、付加価値を付けたマンションです。この場合の付加価値は、よりオシャレなこと。有名な設計家や事務所に設計を依頼し、コンセプトを明確にしたスタイリッシュさがポイントです。
|
| 勝野 |
◎戸建て住宅のように設計者のセンスをマンションにも取り入れ、見た目も中身も違う「こだわり」を打ち出しているわけです。でも最近は、あまりデザイナーの個性が出すぎないようにと、ちょっとだけデザイナーのテイストを取り入れたマンションも見られるようになりました。
|
| 後藤 |
◎「自由設計」をうたうマンションも増えていますね。でもこれは、ある程度工事が進む前までの条件であり、水回り、柱などは動かせないといった基本的な決まりがあります。
|
| 勝野 |
◎自由設計でなくとも、普通のマンションでもとりあえず間取り変更はOKといったマンションも増加しています。
|
| 後藤 |
◎あとは、SI。これは「スケルトン・インフィル」の頭文字。スケルトンは骨、インフィルは内部を意味しており、50年から100年という長期対応のがっちりした外部を造り、中身を簡単にやりかえられるようにして建物の寿命を延ばす方法です。賃貸でもそういう考え方が採り入れられ始めましたが、福岡でも今後、この考え方を採用した建築物が増えると思っています。それからお気づきだと思いますが、福岡にも「超高層マンション」が建ち始めました。 |